2012年8月4日

「No Because」から「Yes But」へ


これはよく営業のノウハウ本なんかで書いてあるもんやな。
「いえ、できません!なぜなら・・・」から「はい、わかりました!しかしですね・・・」にするってこと。

「No Because」と「Yes But」を使って例文を作ってみよう。

不良:「おいお前、ちょっとあのコンビニで万引きしてこいよ!」
学生:「いえ、できません!なぜならそれは犯罪だからです。

女:「もういいわ、私のことはかまわないで。あなたには関係ないことよ」
男:「いやです。なぜならボクはあなたを愛してしまったのです!」


なんだか「No Because」も捨てがたいなぁ・・・。


お客:「もう少し安く仕上がらないかな?例えばここの鉄筋を・・・」
営業:「はい、わかしました、もちろんですとも。しかしですねぇ、私にもそれなりにリスクがありまして・・・」

男:「頼むから俺と別れてくれ!もううんざりなんだよ!」
女:「ええ、わかったわ。そのかわり分かってるわよね?どうなっても私、知らないわよ」


これで分かった事。
「No Because」 だと、言った相手が弱みを握られ、
「Yes But」だと、言われた相手が弱みを握られる。

「Yes But」は相手から条件を引き出すための言葉だったんやなぁ。
気をつけよっと。

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